CBTシステム
タブレットを利用したCBTシステム。大学入試・学内試験・技能測定試験などで学力や技能を評価する独自のCBTシステムを開発。
※CBT: Computer Based Testingの略で、パソコンやタブレットを使用したテスト方式です。
業種別 | その他(教育、文教) |
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業務別 | その他(大学入試) |
製品概要・システムのポイント
製品概要
当社システムは、ペーパーテストでは技術的に評価することが難しい「思考力・判断力・表現力」等の能力領域について、デジタル技術を活用し評価する仕組みです。ペーパーでは出題できない動画を用いた問題やタブレット機能を活用したテストが可能です。また、オフラインによる万全なセキュリティ対策を施しています。システムのポイント
1.基礎学力・学習力テスト
大学入試の用途では、教科書の基礎レベル問題を幅広く問い、受験生の基礎学力を把握します。
CBTの「即時採点」のメリットを活かし、全問題回答後に自動採点し、間違った問題は解説を読み類題に” 再チャレンジ”させることで「学習力」を把握します。
専門高校の受験生は、高校によって学習範囲も様々なため、この再チャレンジを活用することで理解できる力があるかどうかを正しく確認できます。
従来の口頭試問の課題(受験生1人にかける時間が限られているため、試問数が少なくなり評価の信頼性が十分に確保されておらず、基礎学力の十分な把握ができなかった等)を解決できます。このテストの採点結果は、面接試験においても参考資料として活用することを想定しています。
技能測定試験においても、当システムを利用して、日本語能力や技能水準を効果的、効率的に評価できます。
2.英語技能テスト
英語4技能はもちろんのこと「コミュニケーション能力」の評価に重点を置いたテスト。デジタル技術のメリットを活かし、映像や資料等の組み合わせにより、対話的コミュニケーションだけではなく、映像や資料の読み取りなどを基本にした基礎的なプレゼンテーション能力なども「コミュニケーション能力」の一部として評価します。システムで回答時間を制御することで、即自的な対応能力の評価も想定しています。3.動画を用いたテスト
動画を使った出題や回答を行うテスト。主に技能測定試験の中で、本人の会話力や表情、所作などを評価することを想定しています。導入メリット
運用管理のポイント
1.出題者(先生)が作成した試験問題を画像としてシステムに簡単に登録
2.「即時採点」し試験終了後すぐに結果を印刷!同日実施の面接試験でも活用可能
オフラインでの運用
安定した環境での試験実施のために「オフラインでの運用」
- タブレットさえあれば、試験室の条件等に制限されない。
- 通信経路からの問題流出や他のリスクを避けられる。
※事前準備として、全タブレットに試験に必要な情報(受験者情報・設問・正解など)の設定が必要となります。
なぜオフライン運用なのか?
- ネットワーク通信の不安定さを考慮しなくてよい。
- セキュリティが確保できる。
- オンライン接続で不具合が生じた場合はその受験者は不利になる場合がある。大学入試であるため、厳密な受験環境の公平性を確保しなければならない。など
パスコードによる制御
- 試験室は多く作りたくない。可能であれば、1つの試験室で様々な区分の試験を一気に実施したい。
- タブレットに、各区分ごとの試験問題・受験者情報・解答情報を設定すれば実施は可能だが・・・
- 設定ミスにより、異なる試験区分の問題を出題してしまう入試ミスは避けなければならない。